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白石城を後にし午後2時くらいに仙台駅に到着しました。仙台駅からは仙台市バスるーぷるに乗り仙台城を目地します。るーぷるは仙台の観光名所を巡回するバスで、通常10分から15分間隔で運行されています。しかしこの日は夏休みかつ雨のためか仙台市内の道路は大渋滞。1時間ほど待ってバスが到着。バスは満員で、積み残しが出る状態でした。歩いていっても良かったかもしれません。
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バスに乗り約30分ほどで仙台城跡に到着しました。城内には護国神社があるため、入り口には大きな鳥居が建っています。
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仙台城跡のバス停から少し下るとそこは本丸跡北面の石垣の下になります。平成9年から平成16年にかけて解体修復修理がされたもので、発掘調査の結果、伊達政宗による築城後、二回の大規模な修復が行われ、これらの石垣が重なっていることがわかりました。現在の石垣は寛文8年(1668年)の地震の後に築かれたもので、300年以上持ちこたえた石垣です。
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同じく本丸跡北面の石垣です。
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石垣のアップです。綺麗な切り込みハギの石垣です。ここまで綺麗だと私はかえって落ち着かない感じがします。
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詰の門跡の石垣です。詰の門は現在の仙台城入り口にある鳥居のすぐ内側にあり、本丸の北側に位置しています。二階建ての櫓門で大手門と同じ幅があり、左右に三重の脇櫓を備えた重厚な門でした。
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仙台といったら伊達政宗公の騎馬像です。本丸跡北面石垣の上に建てられています。最初の騎馬像は昭和10年(1935年)に建てられたのですが、太平洋戦争にともなう金属徴用により溶かされてしまいました。戦後、偶然にも原型が見つかり、昭和39年(1964年)に復興されました。
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城内には仙台城見聞館と青葉城資料展示館があります。青葉城資料展示館では仙台城の模型や本丸御殿の復元CGなどを見ることができます。特に本丸御殿の復元CGは、これが残っていればさぞや素晴らしかっただろうと胸が熱くなる出来でした。写真は仙台城の模型で、本丸を東側からみた状態になります。なお、仙台城見聞館は時間がなく見学できませんでした。
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仙台城跡のバス停からバスの通ってきた道を下って行くと途中に中門跡の石垣があります。中門は大手門から本丸に至る道の途中にあった櫓門で、寅の門とも呼ばれていました。大正9年(1920年)まで残っていましたが、惜しくも老朽化のため解体されました。平成15年(2003年)5月の地震で石垣の一部が崩れたため、解体修復工事が行われましたが、その際多数の金箔瓦が出土しました。
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さらに道を下るとバスだと素通りしてしまう大手門脇櫓があります。脇櫓は一階がL字型となり、角の部分に二階を載せています。隣接する大手門に比べると規模が小さく、建築年代なども不明です。現在の脇櫓は昭和20年(1945年)の仙台空襲により大手門とともに焼失したものを昭和40年(1965年)に復元したものです。
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大手門脇櫓の近くにあった案内板の大手門と脇櫓の古写真です。仙台城大手門は二階建ての楼門で、桁行が約19.7メートル、側面の梁間が約6.8メートル、高さが12.5メートルあり、規模の大きな城門でした。火灯窓や菊と桐の金箔押しの飾金具を用いるなど装飾性が高い、格式の高い門でした。
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大手門跡の右側には多門塀があります。この土塀は空襲で焼け残ったもので、屋根や壁などは補修されていますが、仙台城で現存する唯一の建物です。
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(大渋滞というアクシデントもあり)とにかく時間が無く、かつ雨のためゆっくり見学することが出来ませんでした。次回訪れるときは天気がよく、かつ時間に余裕を持った計画を立てて登城したいです。
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