日本城郭検定

日本城検定に引き続き11月11日(日)に第1回日本城郭検定が開催されました。
日本城郭検定公式サイト

こちらは財団法人日本城郭協会によるもので、記念すべき第1回は日本100名城編と銘打ち、3級と2級が行われました。
1級についてのアナウンスはまだありません。
会場は新宿のベルサール新宿グランドのイベントホールで、ぱっと見た感じでは1000人くらいの方が受験しており、規模の大きさに驚かされました。
せっかくなので私は2級を受験しました。

出題傾向
問題は100門、四択のマークシート形式、制限時間は1時間です。
日本100名城編と銘打っているだけあって、出題範囲は学研から出版されている「日本100名城公式ガイドブック」に法っており、この本の内容を完璧に身に着けていれば満点が狙えると思います。もちろん私はうろ覚え多数なので満点は無理です!

出題内容は以下のようなものでした。
・写真から石垣の積み方や櫓の種類を選択する問題(例:布積み・多門櫓)
・北海道のチャシや沖縄のグスクに関する問題
・城造りの道具に関する問題(例:作事に使わない道具を選択する問題)
・特定の城が国の史跡になっているかを選択する問題
・現代の城の修理方法に関する問題
・特定の城に関するエピソード(例:石垣山一夜城の築城日数・大阪城の蛸石の大きさ)

上記の中で「特定の城が国の史跡になっているかを選択する問題」「北海道のチャシや沖縄のグスクに関する問題」「現代の城の修理方法に関する問題」などは日本100名城編ならではのものだと思います。
ただ、日本城検定と違い出題範囲が明確になっており、面白いほどにその範囲内の問題しか出題されなかったので、しっかりと勉強すればやりやすい検定だったのではないでしょうか。今回に限って言えば、日本城検定のほうが難易度は高かったと思います。

以下にいくつか実問題をご紹介します。

実問題
正解は白文字で書いてありますので、マウスで反転させて下さい。ただしまだ正式な解答が発表されていないので、”たぶん正解”です。

問018 沖縄のグスクと呼ばれる城は、日本のほかの城に見られない特色がある。城壁や城門に見られるその特色はどれか。
1 埋門が多い
2 土塁が多い
3 高麗門が多い
4 石造アーチ門が多い
正解 → 4 石造アーチ門が多い

問053 国の史跡でない城はどれか。
1 駿府城
2 金沢城
3 山形城
4 七尾城
正解 → 1 駿府城

問054 姫路城の第修理は昭和10年に始まったが、何年に完成したか。
1 昭和28年
2 昭和21年
3 昭和39年
4 昭和50年
正解 → 3 昭和39年

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